温泉、グルメ、絶景!!雲仙・島原の旅 |ホテル ニュー 長崎 スタッフブログ

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足を伸ばして、雲仙・島原へ

もし、時間に余裕がある、ゆっくりと1日を使いたい、という時は、長崎市から少し足を伸ばして雲仙や島原を巡ってみるのもおすすめです。
今回は、温泉あり・グルメあり・絶景ありの雲仙・島原をご紹介します。

明治時代、外国人の避暑地として開かれた雲仙は、長崎市からは車で約1時間40分、バスも1日4便出ています。温泉地として有名で、純和風な旅館からノスタルジックな雰囲気のホテルまで、宿泊施設の選択肢の幅もかなり広いですが、もちろん日帰りも可能です。

雲仙というと、真っ先に連想するのはこちら、雲仙地獄ではないでしょうか?
いくつもの蒸気が噴出しており、草木も生えず、まさに地獄の様相です。活火山である雲仙岳の地熱活動によって、その箇所は今も増え続けています。
雲仙地獄はキリシタンの殉教地でもあり、遊歩道には殉教碑もあります。
周囲の山々も見渡せる美しい場所ですが、キリシタン迫害の悲しい歴史が残る場所でもあります。

雲仙地獄内には雲仙地獄茶屋があり、地獄の水蒸気を利用して蒸した温泉玉子の販売などをしています。そして、今年新しく雲仙地獄カフェもできていました。こちらでは、焼きドーナツや豆乳が販売されています。ベンチに座って食べられるので、地獄を巡ったあとに一息つくのに最適です。

次は島原へ

島原は雲仙から車で約30分。雲仙から島原まではバスも通っていますが、交通の便が良くない場所も多いため、車での移動が便利かもしれません。

雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)では、1991年に発生した雲仙普賢岳の噴火の実態やその脅威、復興までの道のりを学習することができます。また、自然災害への備えについても深く知ることができます。室内には「こどもジオパーク」と呼ばれる室内遊具スペースが併設されています。ボルタリングや、アスレチックなど体を動かして遊べますよ。

そして、島原といったらこの具雑煮ははずせません。お正月に食べるお雑煮がより具沢山になったもの、というとわかりやすいでしょうか。海の幸、山の幸がふんだんに使われています。一説には、この具雑煮の考案者は島原の乱の一揆軍の総大将である天草四郎とも言われています。信徒達と一緒に原城に籠城した際に、農民に兵糧として餅を蓄えさせ、その餅と一緒に集めてきた野菜や肉などの食料と一緒に炊いて作った具雑煮を食べて籠城を続けたといわれています。

雲仙・島原には今回ご紹介ができなかった観光スポットや絶景、グルメがまだまだ沢山あります。1年を通して楽しめる場所ですので、一度ゆっくりと訪れてみてはいかがでしょうか。

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